ご不要になった法衣や袈裟や仏具を買取致します、お気軽にお電話にてご相談下さい。
仏像の着衣についてメインイメージ

仏像の着衣が気になる?袈裟や他の衣の着方とは?

仏像を見ていると、その衣の着方が気になってしまうことはありませんか。
仏像の衣は、単なる装飾ではなく、仏教の教えや歴史、文化を反映した重要な要素なのです。

そこで今回は、仏像の衣の着方、特に如来像の衣の着方の種類と意味を解説します。

袈裟のような着衣から読み解く仏像の世界

仏像の着衣は、単なる装飾ではなく、仏教思想や文化を反映した重要な要素です。
特に袈裟は、仏教において重要な意味を持つものであり、仏像の着衣にもその思想が色濃く反映されています。

袈裟とは、本来は仏陀が着用していた布のことで、修行の過程で着用した粗末な布を継ぎ合わせたものです。
仏像の着衣は、この袈裟をモチーフに、さまざまな種類や着方が発展してきました。

袈裟の種類と意味

袈裟には、大きく分けて3種があります。

・上着のように肩からかける「法衣(ほうい)」
・長方形の布を帯状に巻きつける「僧伽梨(そうかり)」
・僧伽梨の下に着用する「五条衣(ごじょうえ)」

これらの袈裟は、それぞれ異なる意味を持ち、仏教の教義や思想を象徴しています。

袈裟の着方と意味

仏像の袈裟の着方にも、さまざまな種類があります。
代表的なものとして、通肩(つうけん)と偏袒右肩(へんたんうけん)があります。

通肩は、両肩を覆う伝統的な着方であり、偏袒右肩は、右肩を露出した着方です。
これらの着方は、時代や宗派によって異なる意味を持つと考えられています。

袈裟と仏像の鑑賞

袈裟の種類や着方、そしてその背景にある思想や文化を理解することで、仏像鑑賞はより深みを増します。
例えば、通肩の着方をしている仏像は、伝統的な仏教の教えを忠実に守る姿を象徴していると考えられています。

一方、偏袒右肩の着方をしている仏像は、仏陀の慈悲深い教えを広め、人々を救う姿を表現していると考えられています。

このように、仏像の着衣を通して、それぞれの仏像が何を表現しているのか、どのような思想や文化を背景にしているのかを読み解けます。

大きな仏像

如来像の着衣である通肩と偏袒右肩

如来像は、悟りを開いた仏陀の姿を表す仏像です。
如来像の着衣には、通肩と偏袒右肩という2つの主な種類があります。

通肩

通肩は、両肩を覆う伝統的な着方であり、袈裟を左右対称に身につけ、両肩を覆うように着ています。
通肩の着方は、古来より仏教において重要な意味を持つと考えられており、釈迦如来や阿弥陀如来など、多くの如来像に見られます。

通肩の着方は、仏陀の教えを忠実に守る姿を象徴していると考えられています。

偏袒右肩

偏袒右肩は、右肩を露出した着方であり、袈裟を左肩から右脇の下へ巻き、右肩を露出した状態になっています。
偏袒右肩の着方は、通肩に比べて、より自由で開放的な印象を与えます。

この着方は、仏陀の慈悲深い教えを広め、人々を救う姿を表現していると考えられています。

通肩と偏袒右肩の違い

通肩と偏袒右肩は、どちらも仏陀の教えを表す着方ですが、それぞれの着方には異なる意味が込められています。
通肩は、伝統的な仏教の教えを忠実に守る姿を象徴しており、偏袒右肩は、仏陀の慈悲深い教えを広め、人々を救う姿を表現しています。

仏像の着衣を通して、それぞれの仏像の表現しているものについて理解できますよ。

袈裟を着ている仏像

まとめ

仏像の着衣は、単なる装飾ではなく、仏教思想や文化を反映した重要な要素です。
袈裟の種類や着方、そしてその背景にある思想や文化を理解することで、仏像鑑賞はより深みを増します。

如来像の着衣には、通肩と偏袒右肩という2つの主な種類があり、それぞれの着方には異なる意味が込められています。
仏像の着衣を通して、それぞれの仏像が何を表現しているのか、どのような思想や文化を背景にしているのかを読み解くことで、仏像の世界をより深く理解できます。

仏像の着衣に注目して、鑑賞をより豊かにしましょう。
当社は名古屋市で、法衣や袈裟や仏具の買取を承っております。
出張買取や宅配買取もしておりますので、東方にお住まいの方もぜひご利用ください。

法衣や袈裟や寺院用仏具の買取り専門店

袈裟や法衣など装束の買取店

当社は名古屋市に店舗を構えて、法衣や袈裟や仏具や宗教本の買取を承っております。出張買取や宅配買取もしております。
また、遠方の方でも量が多く宅配買取が難しい場合であれば出張買取も承っておりますので、ご不要な法衣や袈裟などの売却やご処分をご検討中の方は、ぜひ永寿堂にお問い合わせ下さい。当店がしっかり買取りさせて頂きます。

永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
・LINE ID:@721crjcp

>法衣や袈裟の買取・廃寺品買取のご相談

法衣や袈裟の買取・廃寺品買取のご相談

当店は名古屋市に店舗を構えております。遠方でも袈裟や法衣など仏具の宅配買取は勿論、物量や廃寺など宅配が困難な場合は出張買取もしておりますのでお気軽に下記電話番号までご連絡下さい。

店舗所在地 〒452-0848
      愛知県名古屋市西区西原町135番地 1階西
古物商許可証 愛知県公安委員会 第541042003500号

CTR IMG